ここ数年の話にはなるけど、約半数の人が落単するという恐ろしい授業だよ…
この記事では例年、機械システム工学科の2年生が苦しめられる必修科目「基礎熱力学及び演習」について紹介していきます。
※2022年度の場合なので単位習得状況が改善している可能性があります(微レ存)。
基礎熱力学及び演習とは?
概要
山形大学の機シスの2年生が必ず取らなければならない授業です。高校で習った熱力学をより詳しく実用的に学ぶことができ、意外と内容は面白いですが、単位取得については少しも面白くありませんね…
授業について
ブログ主の代(2022年)では教科書の内容を口頭とスライド(教科書と内容は同じ)で解説していくというものでした。資料などの配布はなく、学習するには実際に授業を受けるか自分で教科書を読み進める必要がありました。
2023年度のシラバスはコチラ→基礎熱力学及び演習(前期)
課題について
教科書にある問題を解くという感じでした。ブログ主の代の教科書は解答がインターネット上にありました。課題については楽かもしれません(解答があるのに気づいたのは最後の課題のとき…)。
試験は?過去問は?
中間試験はなく期末試験のみで、持ち込みや試験対策などのプリントはありませんでした。また、問題用紙と解答用紙が同じ紙に印刷されており、解答終了後に全て回収されてしまうため、過去問などはほとんど出回っていないと思います…
試験の内容ですが、授業で扱った全ての範囲から出題されるという訳ではなく、熱力学第1法則や第2法則などの熱力学の基礎が身に付いていないと解けないという感じです。出題形式は表の穴埋めで、そこに至るまでの導出過程も示す必要がありました。穴埋めの数は約20個程度だったと思います(うろ覚えですいません…)。以下に問題のイメージを示します(2022年版)。
もし単位を落としてしまったら
基礎熱力学は機械システム工学科の必修授業であり、後期に補習授業が設けられています。そのため、万が一落としてしまっても後期で単位を取れば問題ありません。後期の基礎熱力学の補習は前期と打って変わって、かなり単位を取りやすくなっており、前期でたとえ落としてしまっても狼狽える必要はありません(友人談)。
まとめ
・基礎熱力学及び演習で単位を落とすと人は学年の半分程度
・過去問はないものと思った方がいい
・前期で単位を落としても後期で再度履修可能
必修であるにも関わらず、単位取得が難しいのはやめてほしいところですね。この授業によって熱力学分野に進む人が少なくなっているとかいないとかそんな噂もあります。難しい分野であるため、仕方ないと思う反面、もう少し学生に寄り添った授業にしてもらいたいものです…
※この記事は以前運営していたブログの記事を再編成したものです
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