この記事では大学の単位取得に密接に関わる中間、期末試験について解説していきます。
大学に入学して、もう2ヶ月か…色々なこともあったけどあっという間だったな。
2ヶ月も経てば、かなり講義とかにも慣れてきたんじゃないかな
ちゃんと単位取れるか心配だな…
必修落とすと進級できないかもしれないし
特に中間、期末試験によって単位が取れるかほぼ決まるから心配だよね
※「講義」、「授業」という単語がよく出てきますが、Google検索でいくつか調べたところ、「「講義」は、大学教育で使われる言葉で、講師が教壇に立って一方的に喋ったり、黒板に書いて説明することを表します。」とあり、主に大学では講義というのが正しいようです。しかし、そこまで厳密に区別して使う意味もないので、「講義」と「授業」が混在しているようです。この記事では「講義」の意味も含む「授業」を使っていきます。
大学の授業の種類
授業の方法は以下のように分けられます。
- 対面授業
- 高校までの授業と同じように実際に教室で受ける授業
- オンライン授業
- Zoomなどの会議アプリを使ったリアルタイムで行われる授業を遠隔で受ける授業
- オンデマンド授業
- 事前に録画された動画を見て課題やテストに取り組む形式の授業
コロナ禍でオンライン・オンデマンド授業が取り入られ、かなり一般的になりましたが、収束してからは大体の授業は対面授業に戻りました。しかし、一部の授業ではオンライン・オンデマンドの利点を活かしたカリキュラムが組まれています。
大学における試験とは、高校との違いは?
大学と高校における定期試験はどちらも単位取得の為に行われるため、試験の目的に大きな違いはありませんが、試験の内容が大きく異なります。
定期試験のブログ主的分類を紹介していきます。
オンライン試験
オンライン試験とは、パソコンやスマホでWebClassに解答を打ち込むタイプとWebClassに試験の内容が公開され、解答を紙に書いて写真に撮り、PDF化してWebClassに提出するといったものです。オンラインで行うという性質状、実質的にはインターネットの使用や友人との相談が可能ですが、ある程度の勉強、準備をしておかないと時間が足りず終わらないといったこともあるので注意が必要です。
対面試験(持ち込み不可)
対面試験(持ち込み不可)とは、高校までの試験と同じで、基本的に試験勉強をしていかないと点数が取れません。しかし、授業によりますが試験前の授業で過去問のような資料が配布されたり、出題される問題が明確に提示されたりといったこともあります。また、中には試験範囲だけ知らされ、過去問が一切ない授業も存在するため、先輩から情報を教えてもらっておいた方が安心できます…
ちなみに機械システム工学科に限った話ですが、2年次の必修授業である「基礎熱力学及び演習」には注意が必要です。(後々、他の記事にて内容を紹介したいと思います。)
対面試験(持ち込み可)
対面試験(持ち込み可)とは、手書きのA4用紙1枚のメモ、ノート1冊、教科書など組み合わせは授業によりますが、持ち込みが許されている試験です。持ち込み可であることから、油断してろくな準備もせずに試験に臨むと痛い目を見ることも多いので、しっかりと前もって勉強をしておきましょう(持ち込み可の試験はブログ主の体感的に難しい場合が多いです…)。
成績のつけ方
先生や授業毎に成績のつけ方は異なりますが、山形大学ではおおよそ、このような感じとなっています(実験や実習は除いています)。
成績に関わるもの | 成績のつけ方の具体例 |
レポート、課題のみ | 毎週のレポート提出100% |
レポート+中間・期末試験 | レポート20%、中間40%、期末40% |
期末試験のみ | 期末試験100% |
中間・期末試験 | 中間50%、期末50% |
山形大学のシラバスにある授業を見ていると、出席点がある授業が見当たりませんが、授業のガイダンスで「成績点には加点されないが、出席していないと単位を認めない」や「課題を出せば出席しているとみなす」など授業毎に異なっています。
※ブログ主の体感ですが、授業によっては実質的に出席点のようなものがあり、成績に反映されているなと感じたことがありました。
単位を落とさないためには…
自分1人で勉強して単位をきっちり取ることができる人もいますが、大学生は何かと忙しいので大学の勉強だけに時間を割くのは難しいと思います。そのため、知り合いがいる授業を履修したり、先輩から単位が取りやすい授業を聞いたりした方が安心です。
試験ではもちろんですが、休んでしまったり、遅刻してしまったりすると単位を取ることがかなり難しくなってしまいます。休んでしまうと単位取得はかなり困難となるので、試験前はしっかりと睡眠をとりましょう。
※病気や怪我、忌引きの場合は欠席届を出したり、各種機関に連絡をすると追試験をしてもらえる場合があります(診断書や証明書等が必要な可能性大)。
試験の過去問について
試験の過去問についてですが授業によって問題用紙のパターンが異なります。対面試験のみの場合ですが大きく分けると以下のように分類できます。
- 問題用紙と解答用紙が別で、問題用紙は持ち帰る
- 問題用紙と解答用紙が別で、両方とも回収される
- 問題用紙と解答用紙が一体で、回収される
このうち「問題用紙と解答用紙が別で、問題用紙は持ち帰り」の授業だけが確実に過去問を持っている先輩がいるパターンとなります。中には、他の紙に問題文などを写しておき過去問をプロファイリングしている先輩もいるかもしれませんが、カンニングの疑いなどリスクもあるためほぼいないと思ってよいでしょう…
大学の試験では自分の答案を返却されることも稀であり、意外にも過去問と答案を同時に手に入れるのは難しいことが多いです。
Tips:先輩以外から過去問の入手
授業によっては過去問が配布されたり、インターネット上で先生が公開していたりという場合があります。実際に、試験前の週の授業で過去問とは明言されていませんが、問題集が配布されたり、インターネットで授業名を検索すると過去問が見つかったりということがありました。
また、授業を担当する先生の研究室のHPに過去の講義資料や過去問などが配布されている場合もあるので、取りえずチェックしておくのが良いでしょう。
まとめ
単位を取るためには試験を受けてそれなりの点数を取ることが必要です。普段から勉強しておくことが一番良いとは思いますが…一夜漬けで試験に臨むのも大学生の醍醐味ですので、無理をしない程度に試験に臨みましょう。
※この記事は以前運営していたブログの記事を再編成したものです
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