※2024年5月31日に「社会共創デジタル学環(仮称)」のWebサイトが公開されました。そのため、新学環が開設される可能性はかなり高そうです。
Webサイトの情報は予告なども含まれているので、変更される可能性があります。そのため、気になる人は常日頃からチェックしておきましょう。
最近山大に新しい学環を作るっていうニュースが少し話題になっているよね
2025年4月に50年ぶりの新学環が誕生するみたいだね
文系、理系?
設置するキャンパスは
どこなのかな?
今回は山形大学に新しく設置される新学環「社会共創デジタル学環(仮称)」について紹介していきます!
学環とは?学部・学科との違い
「学環」とは従来の学部・学科と同様に国が認定した大学教育課程です。
幅広い教育課程を含むことから既存の学部・学科の枠には収まらないため「学環」という用語が使われています。
簡単に言うと、文系・理系の枠組みに捉われずに様々なことが学べるいわば、文理を融合したような学問領域ということです。
現在の山大にある学部は?
文系には人文社会学部、地域教育文化学部、理系には理学部、医学部、工学部、農学部があり文系理系併せて6学部あります。学科で分けるとより細分化されますが今回は割愛します。キャンパスは山形市に人文社会科学部、地域教育文化学部、理学部を置く小白川キャンパス、医学部のある飯田キャンパス。そして工学部は米沢キャンパス、農学部は鶴岡キャンパスと4キャンパスに分かれています。
新学環は文系or理系どっち寄り?
社会共創デジタル学環のWebサイトによると「地域課題の発見や分析、解析のための企画・立案により、新しい地域価値の創造に貢献できる人材を育む」とあります。ブログ主はこの文章の印象からはどちらかというと文系よりなのかな?と感じます。
カリキュラムやアドミッションポリシーなど全体を読んだ感じだと、ちょっと理系寄りの文系という印象を抱きました。
入試情報
簡単に入試情報について紹介すると、入学定員は30名で一般選抜前期の場合、共通テストが5教科5科目で、2次試験が面接のみ。また、共通テストの教科は国語と外国語、情報は必須で数学からは1科目、地歴公民と理科の中から1科目とかなり特殊です。
2025年入試から共通テストに「情報」が追加されるので、6教科8科目になるかと思いきや、まさか3科目も少ない5科目でした。また、2次試験も面接のみでかなり受験生にとって志願しやすい入試だと言えるでしょう。
実際に受験すると考えたとき、具体的な入試教科と科目は以下の表のようになります。
教科 | 科目 |
国語 | 国語 |
地歴・公民・理科 | 物理 |
数学 | 数学Ⅰ |
外国語 | 英語 |
情報 | 情報Ⅰ |
文系理系問わず得意な科目で点数を稼げるので、科目の選択でかなり点数が変わりそうです。
詳しい入試情報については、公式サイトをご覧ください。リンクはこちらです。https://www.cid.yamagata-u.ac.jp
入学定員について
人文社会科学部人文社会学科と地域教育文化学部地域教育文化学科、理学部理学科からそれぞれ10名ずつ入学定員を減らし、社会共創デジタル学環の定員を30名に割り振ったようです。
新学環の設置キャンパスは?
米沢キャンパスに設置する可能性もありましたが、Webサイトを見たところ小白川キャンパスに設置が決定。入学定員の割り振りから(全て小白川の学部学科)もそうなるのは納得です。
共通テスト新科目:情報の影響
2025年度(令和7年度)入試から共通テストに新しい科目、情報が追加され、受験生にとっては勉強する時間が増えるため嫌な変更です。しかし、新学環は情報系だと考えられるので、情報の共通テストの点数には傾斜配点が設けられると思われます。
入試配点などの詳しい情報は一般選抜は2024年11月、学校推薦型選抜は7月に公表予定なので、公表まで気長に待つ必要がありそうです。
まとめ
社会共創デジタル学環(仮称)のポイントは…
・入学定員は30名
・入試科目は5教科5科目
・小白川キャンパスに設置
参考サイト
(1)山形大学, 社会共創デジタル学環|山形大学
https://www.cid.yamagata-u.ac.jp/
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