この記事では主にiPhoneを使っている大学生に向けて、スマホとPCで授業・講義資料を統一する方法について紹介します。
同じiCloudアカウントでiPadにログインしていれば、PDFの資料に直接書き込みながら、授業を聞くことも可能です。
※旧世代のiPad無印は3万円代で買うことができるのでおすすめ
スマホとPCで同じ資料を使うとは?
スマホとPCのデータを同期させることで可能になります。同期とは異なるデバイスやアプリ間で情報やデータを一致させることです。例えば、iPhoneで言えばiCloud写真、AndroidであればGoogle PhotoなどでスマホとPCで同じ写真を共有するようなことです。
スマホとPCで同じ資料を使えるようにするには?
スマホとPCで同じ資料を使えるようにするとはどういうことなのでしょうか?これにはクラウドサービスというものが関わってきます。
クラウドサービスとは…
「インターネットを介してソフトウェアやインフラなどの機能を利用できるサービス」のことです。簡単に言うとインターネット上にあるクラウドにPC・スマホのデータを預けておくことで、預けたデータをインターネットに繋がっている端末であれば、いつでも利用することができます。
具体的には、スマホで撮影した猫の写真をクラウドに預けておくことで、他の端末、例えばPCなどで見ることができます。
次にクラウドを使うメリット・デメリットを見ていきます。
メリット
クラウドを使うと以下のようなメリットがあります。
- データの共有が端末間で簡単に可能
- オンラインであればどこでも使える
- データのバックアップとしても使える
「データの共有が端末間で簡単に可能」と「オンラインであればどこでも使える」はすでに「クラウドサービスとは」の章で紹介しているので割愛します。また、「データのバックアップとしても使える」もそのままの意味なので割愛します。
デメリット
クラウドには以下のようなデメリットがあります。
- オフラインでは利用できない
- データ容量を超えるとそれ以上は同期できない
- 携帯回線のデータ容量を使いすぎる可能性がある
オフラインでは利用できない
オフラインでは利用できないというのは致命的な問題のような気がしますが、昨今のインターネット回線の速度の向上(5G)、エリアの拡大によりあまり問題にはなりません。
しかし、インターネットが繋がらない場合や環境がない場合も稀にあるので、大事な会議や発表会などの前は端末に資料等をダウンロードしておくことをおすすめします。
データ容量を超えるとそれ以上は同期できない
当たり前ですが、無制限に同期をすることは出来ません。各クラウドサービスの無料で使えるデータ容量と一番安い有料で使えるデータ容量を表に示します。
サービス名 | 無料プラン | 有料プラン (月額) |
iCloud Drive | 5GB | 50GB(130円) |
Google Drive | 15GB | 100GB(250円) |
One Drive | 5GB | 100GB(260円) |
Google Driveが15GBと一番多く「Google Driveでいいじゃん!」となりますが、iPhoneユーザーにはあまり使い勝手が良くないので、ブログ主はiCloud Driveをおすすめします(iPhone本体のバックアップもできますし…もちろんAndroidユーザーにはGoogle Driveがおすすめです)。
次の章で実際にWindowsにiCloudをインストールしてみます。
iCloudをWindowsにインストール
WindowsにiCloudをインストールして同期できるようにしてみましょう(Macの方は標準搭載されているはず?です)。
まずは、こちらのリンクからWindows用iCloudをダウンロードします。
https://apps.microsoft.com/detail/9pktq5699m62?cid=icloudweb2023&rtc=1&hl=ja-jp&gl=JP
もしくは、スタートボタンをクリックして「Microsoft Store」を開き、検索窓に「iCloud」と入力し、iCloudをダウンロードします。
ダウンロードが終わったら、Apple公式が出している次のリンク先の手順で進めます。完了したら、その下にあるWindowsコンピュータでiCloud Driveを設定するをクリックして手順通りに進めればiCloudの設定は完了です。
iCloud50GBを月額130円で利用する
iPhoneユーザーの方ならよく知っていると思いますが、iCloudは5GBまで無料で利用することができます。しかし、写真をたくさん撮ったり、長期間使用しているとバックアップデータだけで容量が足りなくなる場合があります。そのため、足りなくなったら仕方なく写真を消したりする必要がないように130円支払ってデータ容量50GBを手に入れましょう。
まとめ
・iCloudの同期によってiPhoneとPCで同じ資料が使える
・iCloud50GBを月130円で使える
+写真フォルダ、iPhoneのバックアップにも利用できる
講義資料やレポートの管理が格段に楽になるので、ブログ主はiCloudを使わないと生きていけないレベルです。意外と容量が足りなくなってきたので、もう1つ上の200GB月400円のプランに乗り換えようと検討中です…
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